代表あいさつ

当店は眼科に隣接するメガネ店として2003年にオープンしました。
多くのお客様とお会いするうちに「聞こえ」のお悩みを持つ方がたくさんいることを知りました。
近年では「聞こえ」の衰えと認知機能の低下に関する研究も盛んに行われており、難聴があると認知機能低下の合併が1.6倍多いというような相関関係も示されつつあります※1。社会の中で「聞こえ」に対する関心が高まるにつれて、当店でも補聴器に関する問い合わせやご相談が増加しているように感じております。
補聴器に対して老齢や難聴のシンボルとしてのマイナスなイメージをお持ちになるお客様にもお会いしてきました。しかし、もっと社会で活躍していきたい、家族や友人とのコミュニケーションを続けていきたいという、活動的ないし意欲的なお客様も多くいらっしゃいます。補聴器とは社会参加に積極的であることを示すシンボルであり、人生100年時代と言われる現代社会において日本国内でも補聴器に対する需要や期待はますます高まると考えています。

しかし、日本では補聴器を使用して活躍される方はまだまだ少ないようです。デンマークやイギリスなどの欧米諸国では難聴者の40~50%が補聴器を使用しておりますが、日本では難聴者のおよそ15%しか補聴器を使用しておりません※2。日本の補聴器普及率が低い要因は複数考えられますが、補聴器フィッティングのための機材や試聴貸出の仕組みを整えている補聴器専門店の絶対数が不足していることも一つであると私たちは考えております。機材、試聴制度、専門家などを十分に備えた補聴器販売店は、テクノエイド協会より「認定補聴器専門店」として認められておりますが、認定補聴器専門店は全国で約1000店です※4。全国には1700以上の自治体があり、大都市などでは一つの自治体に複数の認定補聴器専門店が営業していることも珍しくなく、認定補聴器専門店が一店舗もない市町村も少なくありません。青梅市の近隣では、羽村市、あきる野市、瑞穂町、奥多摩町、日の出町などが、認定補聴器専門店が一店舗もない市町村に当てはまります(2023年3月現在)※4。

私たちファミリー補聴器は2023年4月より認定補聴器専門店の承認を得ました。補聴器に対する需要や期待が高まる中で、青梅市や近隣エリアにおける聞こえの専門店として、耳鼻咽喉科の先生方とも連携をとりながら、高度な補聴器フィッティングや徹底したアフターフォローを提供して参ります。
聞こえに関する不便をお持ちの方々のお力になれたら幸いです。

代表 赤津秀美

※1国立長寿医療研究センター「ニュース&トピックス」より
※2日本補聴器工業会「JapanTrack2022」より
※3補聴器工業会およびテクノエイド協会の発表を参考にした概算値
※4テクノエイド協会「道府県別認定補聴器専門店掲載一覧」より

代表取締役赤津 秀美

会社概要

商号 有限会社夢翔
所在地 東京都青梅市新町九丁目4番2
設立 平成15年9月18日
資本金 1000万円
代表者 代表取締役 赤津秀美