コラム
補聴器について補聴器のトラブル

補聴器をつけたまま寝ても大丈夫?補聴器の基本的な使い方を紹介

ファミリー補聴器店長の吉野です。今回は補聴器初心者の方に向け、基本的な使い方を紹介します。

初めて補聴器を使う方には、操作方法やお手入れ方法などの不安がつきものです。特に「寝るときに補聴器はどうするのか?」という疑問は多くの方が抱えるポイントでしょう。

補聴器を正しく使うことで、聞こえを補いながら耳や補聴器への負担も減らせます。

本記事では、補聴器の就寝時の扱い方について、初心者でも分かりやすく解説します。

補聴器はどんなときに必要?

補聴器は、加齢や病気による聴力の低下を補うための重要な道具です。特に、テレビの音や会話の音が聞き取りづらくなったと感じたとき、補聴器は非常に役立ちます。

聴力が低下すると、日常生活においてストレスや不便を感じることが多くなるでしょう。周囲とのコミュニケーションに支障をきたし、孤立感を感じやすくなります。

補聴器を使うことで、音をクリアに聞き取れるようになると、生活の質を高められます。

補聴器の基本的な使い方について解説

補聴器には、耳にかける耳かけ型補聴器や耳の中に入れる耳あな型補聴器といった種類があります。製品によって操作方法が異なるため、使用前に取扱説明書を確認し、基本的な操作を覚えておくことが重要です。

一般的な補聴器は、音量調整やプログラム切替などの基本機能がありますが、機種によっては、より高度な設定が可能な場合もあります。自分の聴力に合う設定を見つけ、快適に使用できるようにすることが大切です。

また、補聴器は精密機器なので、定期的なメンテナンスが欠かせません。お手入れを怠ると、音質が低下し、機器の寿命に影響を与える可能性もあります。

特に耳の中に直接触れる部分は、耳垢や湿気がたまりやすいため、フィルターや耳あての掃除はこまめに行いましょう。

補聴器を湿気から守って長持ちさせるためにも、使用後は乾燥ケースに保管してください。

補聴器をつけたまま寝ても大丈夫?

補聴器を使い始めたばかりの方は、就寝中もつけたままでいいのか迷うかもしれません。結論として、補聴器は寝るときには外した方がよいです。

理由としては、次の3点が挙げられます。

  • 耳に痛みなどが生じる可能性がある
  • 汗や湿気などで補聴器内部に影響が生じる可能性がある
  • 外部からの圧力などで壊れやすくなる

詳しくは次の見出しで解説します。

就寝中に補聴器をつけることの影響について

寝ている時に補聴器をつけたままだと、さまざまな悪影響が考えられます。

まず耳に負担がかかりやすくなります。就寝中の姿勢や寝返りによって、補聴器が枕に押しつけられると、耳の皮膚や軟骨に痛みや赤みを引き起こす原因になりかねません。

特に長時間にわたって同じ姿勢の場合、補聴器の硬い部分が一点に集中して当たることで、痛みだけでなく炎症につながることもあります。

また、補聴器は電子機器であるため、湿気に弱い性質があります。人は寝ている間にも少なからず汗をかきますが、耳の中や周囲は特に汗や湿気がこもりやすい場所です。この湿気が補聴器のマイクやスピーカー、内部にまで入り込むと、動作不良や音質の低下を引き起こすリスクが高まります。

そして、補聴器は非常に繊細な精密機器です。睡眠中の無意識な動きによって、圧力が加わったり、ぶつかったりすると、ひび割れや破損の原因となります。

就寝前は補聴器を外し、専用のケースに保管しましょう。湿気を防ぎつつ、清潔な状態を保てます。

大切な補聴器を長く使い続けるためにも、使用後のケアと管理をしっかり行うことが大切です。

就寝前の補聴器の正しい外し方

帰宅後や就寝前など補聴器を使い終わった際に正しく外すことで、機器の寿命を延ばし、快適に使用できます。耳かけ型補聴器の場合はまず音量を最小にしてから、耳から優しく外しましょう。引っ張らないように注意し、コードや部品を傷つけないようにします。

耳あな型補聴器は、指先で軽くつまんで引き抜きます。こちらも無理に引っ張らないように気をつけましょう。補聴器を外した後は、専用の乾燥ケースに保管します。これにより補聴器を湿気やほこりから守ります。

補聴器はこまめにお手入れしよう

補聴器を長持ちさせ、快適に使用するためには、こまめなお手入れが不可欠です。使用後は、柔らかい乾いた布を使って汗や汚れを優しくふき取りましょう。

特に耳のまわりや補聴器の内部に付着した湿気・汚れを取り除くことが大切です。これを定期的に行うことで、補聴器の性能を保ち、内部の部品に対する負担を減らすことができます。

掃除を怠ると、音質の低下や故障の原因になることもあるため、毎日のケアが重要です。自宅でのお手入れと補聴器を購入した店舗での定期的なメンテナンスにより、補聴器の寿命を延ばし、常に良好な状態で使用できます。

疑問を解消して快適に補聴器を使おう

補聴器を快適に使うためには、基本的な使い方を理解することが大切です。寝る時は補聴器を外すようにしましょう。就寝中の圧迫や湿気は、補聴器に負担をかけ、補聴器の寿命を縮める原因になります。

さらに、補聴器を長持ちさせるためには、適切な外し方やお手入れが重要です。使用後は専用ケースで保管し、こまめに清掃することで、良好な音質を保てます。

補聴器選びに迷ったり、使い方が分からなかったりした場合は、補聴器販売店のスタッフにご相談ください。最適な補聴器選び、より快適な生活をサポートします。

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【Q&A】

A1.耳の損傷や補聴器自体の故障を予防するためにも、就寝時は補聴器をつけないようにしましょう。補聴器の基本的な使い方が分からない場合は最寄りの専門店にお問い合わせください。

A2.補聴器専門店では専門のスタッフがアドバイスを行っています。まずは最寄りの専門店にお気軽にお越しください。